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第7章 目次
・リスクとリターンといろいろな投資?
・インカムゲインとキャピタルゲインが投資の利益? 
・株式投資って?


図2


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預金と投資の違いが、なんとなくわかったような、わからないようなモネだったが、とりあえず悩む前にちょっと投資ってやつに手を出してみようと思い立った。

ところが、「投資をする」といっても、いろいろな種類があることを知る。

「株式投資」や「不動産投資」など、その言葉からなんとなく内容が想像できそうなものから、「REIT」や「ETF」など、言葉だけではまったく想像のできないものまでさまざまだ。投資にはどんなものがあって、それぞれどんな特徴があるのか? 

どれからはじめるべきか? 何がどう儲かるか? 自分に合っている投資ってどれ? 今日もそんな素朴な疑問をブルベア先生にぶつけるモネなのであった。

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リスクとリターンといろいろな投資? ~ 種類の話をする前に〜…

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B:
たしかに、「投資をはじめる」と言っても、全体像がわからないと不安になるだろうな。地図もコンパスも持たずに大海原へと航海に出るようなものだ。

そこでまず、代表的な投資にはどんなものがあるか、簡単に解説してみようじゃないか。

投資の解説にあたって、キーワードの1つになるのが、前に話した「リスク」と「リターン」。

投資には「ハイリスクだけどハイリターン」のものもあるし、「ローリスクだけどローリターン」のものもある。真ん中ぐらいのものもちろんある。モネのような初心者にオススメの投資もあるし、中上級者向けのものもある。

そして投資といっても、本当にいろいろな種類がある。

でも

・大きなリターンを狙えるものは、大きなリスクもある
・リスクが小さいものは、リターンも小さい


という鉄則はどんな投資でも同じなんだ。

そんなリスクのことを考えて、自分に合った投資方法を選ぶのが大切なのかもしれない。

ここでは、これから紹介していくいろいろな投資の種類を、リスクとリターンで図にすると、こんな感じになるのかなぁ。

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M:
へェ〜! そんなにたくさんあるんですか〜。




インカムゲインとキャピタルゲインが投資の利益? ~ 種類の話をする前に…〜
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B:
そしてもう1つ。いろいろな投資の種類の話の前に、そもそも「投資で利益を得る」といのはどういうことなのか? その話からしよう。ひと口に投資で利益を得ると言っても、2種類の方法があるんだよ。

1)投資する商品(株など)を買って、その商品の値段が高くなったところで売り、買い値と売り値の差額で得られる利益 収益(売買差益)(これを「キャピタルゲイン」と呼ぶ)

2) 投資する商品(株など)を持っている間に得られる、「配当金」などの利益収益(これを「インカムゲイン」と呼ぶ)
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M:
なるほど〜! 「投資で利益を得る」って、そういえばどんな仕組みや理屈なのかよく知らなかったなぁ。それに、「株主優待」ってのも聞いたことあります! お食事券とか遊園地の優待券とかですよね〜。ジブンも欲しいなぁ。




株式投資って?

(難しさ)★★★★★
(リスク度)★★★★★
(リターン度)★★★★★

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M:
ブルベア先生〜、これはジブンも聞いたことあります。会社と関係あるアレですよね、アレ。
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B:
アレじゃわからんだろうが、アレじゃ。株式投資というのは、投資の代表格みたいなものだ。

今日は、まず、こいつを教えることにする。ところでモネは、そもそも「株式」って何のことがわかるか?
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M:
うーん、前にブルベア先生がポンポコ株式会社の説明をしてくれた時の話を、何となく覚えているけど、言われてみれば、株式ってなんのことかわからないや。

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B:
「株式」っていうのは、会社(株式会社)が、資金を集めるのに発行する証明書みたいなものだ。今回もまたポンポコ株式会社で説明してあげることにしよう。

ポンポコ株式会社は、タヌキ汁の事業が軌道に乗ってきたので、新しく工場を作ることにしました。

工場を作るのには1000万円かかりますが、お金がありません。
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そこでポン太社長は、「みなさん〜ウチの会社の株を買いませんか〜」と声をかけました。

この株を売ったり買ったりする場所のことを「株式市場(しじょう)」と言うんだ。市場(いちば)じゃなくて、市場(しじょう)だからな。

市場っていうと、築地市場とか、青空市場とか、朝市みたいなの思い浮かべるかもしれないけど、ちょっと違うんだな。

昔は人が直接売り買いをおこな行っていたんだけれど、今はコンピューターで取引されているから、仮想の空間みたいな場所をイメージしてみるといい。
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そしてこの「株式市場」で、「株を売りたいっ!」っていう人と「株を買いたいっ!」という人のマッチングをさせている場所が証券取引所なんだ。他にも、証券取引所では、新しい株を発行したいと考えている会社の相談に乗ったりするんだよ。

一方、証券会社は、投資をする人の注文を取り次いでいる機関のことで、「株を売りたいっ~!」という人と「株を買いたいっ~!」という人の注文を受け付けて、それを証券取引所に伝えるんだ。

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株式市場で売りに出されたポンポコ株式会社の株は1株1万円、1000株売れました。これでポン太社長は新しい工場を建てられます。バンザーイ!

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そして、ポンポコ株式会社の株を買った人は「株主」と呼ばれるんだよ。

株主は、その会社の株を買って、その会社の事業を応援するサポーターみたいなものと言えるだろうね。だからみんな「売れて欲しい」「業績が上がって欲しい」って願うわけだ。

なぜかというと、ヒット商品などが出て、その会社が儲かると、「株主」はいろいろなメリット受けられるからネ。

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M:
先生わかった! それがさっき話したキャピタルゲインとインカムゲインですか?


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B:
お!なかなか鋭くなってきたな!その通りだ。たとえばポンポコ株式会社が、その作った工場で新製品「タヌキ汁 ミソ味」を作ったとして、それが大ヒットしたとしよう。

ヒットすると、「ポンポコ株式会社が儲かってる! あの会社の株を買いたい、株を売って!」っていう人が増えるだろ?

そうすると、ポンポコ株式会社の株ってどうなると思う?
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M:
人気が出るってことは、みんなが欲しいってことだよね。ということは、たくさんお金を出しても欲しいって人が増えるはずだから、株の値段が上がるのかな?


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B:
大正解! 

だからたとえば、「ポンポコ株式会社のタヌキ汁が、大ヒット!売れすぎちゃって社長困っちゃう!」みたいな状態になったら、10,000円で買った株が、50,000円、100,000円になる可能性も十分あるんだよ。


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もし10,000円でその株を買い、50,000円になった時に売ったら、40,000円のキャピタルゲインが手に入るってことだね。

もちろん逆のことも起こり得る。業績不振で株の値段が5,000円、3,000円、0円になる可能性もゼロではないんだな。

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M:
そうなんだ〜。でも、ブルベア先生、もう1つの株式投資のインカムゲインってやつだとうどうなるんですか?。

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B:
うむうむ、次はインカムゲインだな。

インカムゲインとは、「配当」と呼ばれるものだ。配当というのは、その会社がたとえばヒット商品を出して儲けて、利益を出したとする。すると、その利益を株主に分配することだ。


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そしてもう1つ、これはインカムゲインとは呼べないが、魅力的なものに「株主優待」というものがある。

これはその会社から株主へのプレゼントみたいなものと言える。

飲食関係の会社だったらお食事券がもらえたり、金券や割引チケット、お米やお肉などの現物がもらえる株主優待もあるんだ。

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最後に、株式投資のメリット、デメリットを教えておこう。おいしい話ばかりに気を取られずに、リスクのこともちゃんと考えなきゃダメだからな。

ちなみに、ポンポコ株式会社の株主優待は、「タヌキ汁20人前 引き換えクーポン」だ。

え? なに、要らないって…? まあ、仕方ない…。そういう好き嫌いで投資先を決めるのも、投資の正しい姿だからな。


株式投資のメリット
・高い利益をあげられる可能性がある。
・配当がもらえる可能性がある。
・株主優待が受けられる可能性がある。

株式投資のデメリット
・いろいろな会社の株がありすぎて、情報が多すぎて、何を買うかの判断が難しい。
・株の値段が下がり、投資した満額が戻ってこない場合もある(元本割れ)。
・投資している会社が倒産した場合、お金が戻ってこない場合もある。


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M:
なるほど。まず1種類目の株式投資というもの、これは、確実に理解できた気がします。
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B:
うむうむ、じゃ、次!と行きたいところだが、次は一気に説明したいから、今日はまず1つ目で終わっておこう。何しろ、いきなり投資の大将格を紹介したから、疲れてしまったしな。




こうして投資の種類の1つ目にに株式投資を学んだモネ。代表的なものを学べたこともあって、モネはなんだがグーンと頭が良くなったような気がして仕方がないのだった。

このまま他の投資の種類を学び、いっきに全種類を制覇したらきっと投資博士となり、いとも簡単に投資リッチになれてしまうのでは? とモネの妄想は止まらないのであった。

さて、次は、どんな種類の投資を学べるのだろうか?

つづく


図2


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