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第13章 目次
・ 株式投資をおさらいしよう
・ 株式投資の口座を開くぞ!あれ何をするんだっけ?
・ 株式投資をする際に注意したい手数料って?
・ 超大切な株式投資と税金のお話
・ さらに超大切な株式投資と税金のお話


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ひと口に資産運用といっても、いろいろな種類があることを知ったモネ。中でもモネの心を惹いたのは、「投資の王道」の株式投資だった。ブルベア先生の話では、「株式」は会社と深く関係している。

いろいろな物やサービスを扱っているのが会社であるなら、ジブンの毎日の暮らしともしっかりつながっているはずだ。だとしたら、きっと興味が持続するだろうと思ったのだった。

おまけに会社の動きがわかれば、社会の動きまでわかってしまうかもしれない。ということで、株式投資ライフを始めようと勇み足のモネは、前のめりでブルベア先生を訪ねるのだった。

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株式投資をおさらいしよう

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M:
ブルベア先生。いろいろ悩んだ末に、まずは株式投資をやってみようと思っているんです。それで、聞きたいのですが、株式投資って、なんでしたっけ?


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B:
うむうむ。仕方ないな。おさらいがてら教えてやろう。まず株式というのは「会社がお金を集める手段」のために発行するものだったな。

会社はその株式を売ってお金を集めて、事業が成功したら利益は買った株主に配分される。思い出したかな?

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M:
ああ、そうでした、そうでした。思い出した! 

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確かそれって、インカムゲインの「配当」ってやつですよね。

B:
その通りだ。利益を出している優良な会社なら、「その会社の株を買いたい!」という人が増えていく。


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するとその会社の株の値段(株価)が上がる。株価が上がれば、安い時に買った人は高い時に売ることで、その差額の利益を得られる。


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M:
あ!また思い出しちゃったな!それがキャピタルゲインっていうやつです。


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B:
その通りだな。そして次は株券を売り買いする場所だ。たとえばモネに欲しい会社の株が出てきたとする。

そのときに、その会社の受付に行って「株売ってください」とお願いしても決して株券をは売ってくれない。


株は各会社で直接売り買いされているのはなくて、「証券取引所」と呼ばれるところで売り買いされているんだ。

そして、株式を売買したい人は、「証券会社」を通じてその証券取引所で取り扱っている株券を売買して、配当金や売却の利益を得るんだったな。


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M:
はい、そうでした! 

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株の値段は、その会社の業績にも左右されるんですよね。業績のいい会社の株の値段は上がるけれど、逆に業績不振の会社の株は下がってしまうんですよね。


株式投資の口座を開くぞ!あれ何をするんだっけ?

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M:
それで、いよいよジブンも株式投資をはじめる第一歩を踏み出そうと考えているんです。それで…、どうしたら良かったんでしたっけ?


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B:
うむ。まず最初にやるべきことは、「証券会社に口座を開く」ことだ。直接証券会社に行ってもいいけれど、最近はインターネット経由で手軽に口座を開くことができるんだな。

その流れを教えよう。まず自分が興味のある証券会社のホームページから、口座開設の資料請求をしてみるといい。何社か比較すると見えてくるものもある。


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M:
へェー!インターネットで口座が開設できるんだ! それは便利だなあ。

B:
気に入った証券会社が決まったら「口座開設」のボタンをクリックしてみよう。


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すると、氏名や連絡先や取引するための銀行口座の入力画面になるので、必要事項を入力する。

次に必要になるのが本人確認のための証明書だ。運転免許証やマイナンバーをオンライン上でアップロードするか、コピーを郵送する。


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これらの手続きを済ませて、1〜2週間ぐらいで口座開設終了の案内が到着する。

案内書に記載されたIDとパスワードを使って証券会社の口座にアクセスして、自分の銀行口座などから資金を移したら株式投資の準備は完了だ。


株式投資をする際に注意したい手数料って?

M:
口座開設って無料なんですね〜。でも証券会社に、1円もお金を払わなくてもいいなんて、そんなことって変じゃないですか? 

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B:
珍しくいい点に気づいたな ! 今は、いろいろなネット証券会社が、様々なサービスを提供しているが、選ぶときに注意したいポイントは「手数料」 に着目することだ。

手数料は、証券会社に応じて様々な基準で設定されている。たとえば、1回の取引金額が多いと、手数料が安くなったりする会社もあるし、逆に取引額が安いと、手数料も安い会社もある。

自分の取引の頻度や額を考えて、手数料がなるべく少ない証券会社を選ぶことがポイントだよ。


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M:
なるほど、そうなんだぁ。証券会社だってやりとりに手間と時間を割いているわけだから、全部タダじゃ商売にならないもんなぁ。

B:
株式の売買で発生する手数料のことを「委託手数料」と言うんだ。


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昔はこの委託手数料、どこの証券会社でも同じだったんだけど、1999年に自由化されてからは、証券会社によって様々だ。

多くの場合、店舗型の証券会社よりも、ネット証券会社の方が手数料が安い。だから手数料の安さに着目する方は、ネットの証券会社に口座を開くのもいいね。手数料、あと大事なのが税金だ。


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超大切な株式投資と税金のお話

M:
えっ!? 先生、株式投資やっただけで、税金がかかっちゃうんですか!? そんなのなんか嫌だなぁ。


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B:
税金がかかる、といっても、株式投資をやっているだけで税金がかかる、ということでないから安心しなさい。

税金は「利益に対して」だけ発生するんだよ。肝心な税率は、インカムゲインである「配当金」と、キャピタルゲインである「売却益」ともに同じだ。両方とも、原則的には20.315%発生(※)する。原則的にはな。

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さらに超大切な株式投資と税金のお話


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ただし!!!!!!!!!

例えば、年収2000万円以下のサラリーマン(1ケ所から給与を受けている給与所得者)の場合、株式等の儲けが20万円以下、かつ年末調整をした人に限り、所得税(15.315%)が免除されるんだ。

でも住民税(5%)の申告は依然必要だから気をつけよう。


※【解説】
「特定口座(源泉徴収あり)」で取引していると、税金が差し引かれたお金が口座に振り込まれるから、年度末に面倒な確定申告などをやらなくて済むというメリットもある。(※ 所得税及び復興特別所得税15.315%、+住民税5%=20.315%)


ちなみに、この20.315%の税金だけれど、NISA口座(非課税口座)という口座で取引をすれば、毎年一定の範囲内で税金がかからなくなるという仕組みもある。

とにかく所得の状況によって様々なケースがあるので、ここでは割愛するがな、またどこかで詳しく話してやろう。

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モネは、ブルベア先生のおかげで株式投資のはじめの一歩の基本をしっかりと頭に入れられたようだった。しかし、「手数料」と「税金」のことは、予想外だった。

モネは気を引き締めながらも、ついに大きな一歩を踏み出したことにウキウキしていた。そして夜のとばりが降りる街に、モネの足取りは自然とスキップとなるのだった。

つづく

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